おそらく2月になると糠平湖が立ち入り禁止になりそうなので、2月のツアーイベントを大きく変更いたしました。

国鉄士幌線跡

 ユースホステルの周辺には、帯広と十勝三股を結んでいた国鉄士幌線の廃線跡が残っています。みどころはコンクリート製のアーチ型橋梁で、現在大型のものだけで約10ヶ所残っています。

 歴史的にも、景観的にも価値あるものと認められ、2001年10月、北海道遺産に指定されました。なかでも一番人気があるのは、糠平湖にかかるタウシュベツ川橋梁です。ただしここへ行く林道は、2009年4月から原則通行止めになりました。春から秋に橋を見に行くには、ユースのツアーまたはひがし大雪自然ガイドセンターのツアーに参加するのがお勧めです。

 その他で比較的見に行きやすいのは、温泉街にある糠平川橋梁、3の沢橋梁(ぬかびらより3㎞)、第3音更川橋梁(ぬかびらより8km)、第5音更川橋梁(ぬかびらより12km)に残るものです。糠平川橋梁、3の沢橋梁は遊歩道で渡ることができますが、ほかの橋は入口には柵がしてあり、入れないようになっています。
 また幌加にはかつて駅があり、当時のホームと線路が残っています。
廃線後を歩いてみたい方には、いらっしゃった時に詳しい説明をしていますが、ヒグマの通り道にもなっているので注意が必要です。
 国鉄士幌線については、『ひがし大雪アーチ橋友の会』のHPで詳しく紹介されています。