国道273号線の旅 糠平湖編
皆様お久しぶりです。 7、8、9月と(うちにしては)忙しいシーズンが過ぎ、ほっと一息ついています。この夏は、7月後半から8月のお盆までが”どうしたの?”っていうくらいひまで、冬が越せるかなーと心配してしまうほどでした。幸い9月にちょこっとだけ盛り返せたので、無事にお正月は迎えられそうです。
さて今月は、久々の登場『国道273号線の旅』です。今(10/12)がちょうど紅葉の見頃なので、秋っぽい写真多めで紹介しています。

1、糠平ダム
昭和30年に出来た発電用のダムです。湖のダムの真下に元の糠平の街がありました。ダムの完成と共に今の温泉街の方に街が移転し、周囲34kmの糠平湖が出来ました。湖のダムの堰堤上は道路になっていて、そこから湖と東大雪の山を眺めることが出来ます。
  糠平ダム
2、秋の糠平湖
湖は発電の都合で水位が最大20mも上下します。例年春先に最も水を落とし、夏から秋にかけて溜めていきます。ですから秋は一年で一番水が多い季節です。そんな湖と、もみじや白樺の紅葉を見に、地元の人が結構訪れます。
糠平湖の秋
3、3の沢
糠平温泉から北に3kmほど行った所にある小さな橋からの眺めです。
3の沢橋梁
4、白樺原生林
3の沢の少し北から始まる、長さ3kmの直線道路です。森の中を一直線に進む道は北海道ならではの光景です。写真の右側は白樺林になっていて、『白樺原生林』という看板があります。ここは昔、帯広監獄の囚人達が木の伐採をした後といわれています。
3km直線道路
5、糠平三股林道
国道は糠平湖の西岸を通っていますが、東岸には糠平三股林道という眺めのいい道があります。ダムの横から湖の北まで約15kmのダート(砂利道)です。こちらは湖のすぐそばを走る部分もあり、眺めを楽しみたい方にお勧めのルートです。但しヒグマがいるので、朝や夕方は走らないほうが無難です。また冬の間は通行止になることが多いです。
糠平三股林道  切り株とニペソツ山
6、めがね橋
糠平湖の北東部に、旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋があります。ダムが出来る前に使われていた橋で、ダムの完成と共に湖に沈むことになり、レールは撤去され、コンクリート部分だけ今でも残っています。毎年水の多い時期には湖底に沈み、渇水期になると姿をあらわす事から、幻の橋とも呼ばれています。今年は既にほとんど沈んでいます。次に姿をあらわすのは、来年の1月下旬ぐらいでしょう。
めがね橋
撮影”えのりん”さん
 
10月のツアー・イベント
幌加温泉ツアー(毎日)
マウンテンバイクツアー(毎日)
ネイチャーウォッチング(毎日)
熱気球体験搭乗(中旬まで毎日)
十勝石ツアー(10月6日)

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