国道273号線の旅 清水谷〜黒石平編
またまた273号線の旅です。今回は十勝平野がつき、大雪山国立公園に入る清水谷〜黒石平にかけてみどころをご案内します。

1、清水谷
ここは十勝平野の北のはずれになるところです。昔は国鉄士幌線の駅があり、駅前には商店もあったようですが、今ではほとんど住んでいる人もいなくなりました。国道から足寄町へ抜ける道道が分岐しています。この道道を1kmほど行ったところからちょっと奥に入った高台からの眺めが上の写真です。最近見つけた穴場で、残雪の山々を眺めながら日向ぼっこが出来ます。きっと紅葉の時期もきれいでしょう。
清水谷
清水谷からの眺め
2、喫茶店『ティーピィー』
古い電信柱を使った喫茶店で、ハーブティーが売り物です。店の隣にビニールハウスがあり、ここでマスターが自家製ハーブを育てています。メニューにはそんなマスターの作ったハーブが、効能?(二日酔いにいいとか)と共に書いてあります。
喫茶店TeePee
喫茶店TeePee
3、元小屋ダム
糠平発電所で利用した水をもう一度別の発電所の送るために、取水用に作られたダム湖です。本当は釣ってはいけない筈だけど、結構魚がいるので今の時期は釣り人が多いです。ここのダムの所はまず間違いなくゲートが閉じられていますが、勝手に入っていくと桜の木が植えてあったりしてちょっといい雰囲気です。せっかく植えたのに誰も行かないなんてもったいない気がします。
またこの湖には国道の橋と、それに平行して旧国鉄士幌線の橋がかかっています。奥の赤い橋が国道、手前のアーチ型の橋が鉄道です。このコンクリートアーチ橋は、アーチの間隔が一番広い所で32mあり、士幌線では一番広いものでした。今では登録有形文化財にも指定されています。
元小屋ダム
元小屋ダム
4、糠平電力館
糠平ダムを管理する電源開発という会社がやっている博物館です。なんと入場料は無料です。月曜定休。この会社の北海道での事業の説明と、糠平ダムの歴史、エネルギーの仕組みに付いて展示されています。ぜひやっていただきたいのが、人力発電装置(?)。ハンドルをぐるぐる回すと発電量が表示されます。男女別の新記録を作った人の名前が掲示されています。旅の想い出に記録更新に挑戦してみてください。ちなみに私は女性の記録にも及びませんでした。タイトルホルダー新川カツさん51歳、恐るべし。こんないい博物館なのに、今年の秋で閉館の噂があります。やっぱ入場者が少なすぎるのかなぁ。やっているうちにぜひ行きましょう。
糠平電力館  タイトルホルダー新川カツさん
電力館外観と人力発電装置
 
夏季スタッフ(ヘルパー)募集
期 間:6月下旬〜3ヶ月ぐらい、または7月下旬〜1ヶ月ぐらい。
条 件:年齢21歳以上の方で、普通自動車免許(AT車限定は不可)をお持ちの方。
勤務内容:調理補助、掃除が主ですが、ツアー等をお願いする事もあります。
興味のある方はお問い合わせ下さい。

ペアレント(オーナー) 塩崎 健(たけし)
TEL:01564-4-2004
 
6月のツアー・イベント
幌加温泉ツアー(毎日)
マウンテンバイクツアー(毎日)
ネイチャーウォッチング(毎日)
第2回露天風呂ツアースペシャル(6月3日)
三股山荘ツアー(6月29日)
ルピナスお花見(下旬)

糠平だよりップページ