『めがね橋』危うし! | ||
---|---|---|
あけましておめでとうございます。 今年もぬかびらユースをよろしくお願いします。 糠平では、昨年末からお正月にかけて暖かく雪の少ない日が続いていましたが、中旬に入りいきなり大雪が2度も降りました。おかげでスキー場はベストコンディションです。ゲレンデは成人の日がらみの連休も終わり、(いつも通り)ガラガラに空いています。どうぞ滑りに来て下さい。 さて今月の糠平だよりは、昨年の十勝沖地震で被害が出た糠平湖に架かるタウシュベツめがね橋の最新情報です。 |
||
タウシュベツめがね橋とは、廃線になった鉄道(士幌線)が使っていたコンクリート製のアーチ橋です。糠平湖が出来るまで、タウシュベツ川に架かり使用されていました。湖の完成と共に湖底に沈むことになり、廃線になりましたが水の少ない時期には今でもその姿を見ることができます。 ↑実際には沈んでいる時期の方が短く、例年1月から9月頃まで見られます。 |
||
この橋も含め士幌線跡には多くのコンクリートアーチ橋が残っていて、北海道遺産にも指定されています。なかでもタウシュベツ橋梁は、その大きさ(11連のアーチ)と周囲の景観から一番人気がある橋です。 ところが、昨秋の十勝沖地震でまんなかのアーチ部分が崩れるという事件が起きました。そのころは水位が高くて詳しい状況がわからなかったのですが、先日水位が下がってきたのでスノーシューで見に行ってみると… |
||
やっぱり崩れていました。 アーチの東側の側壁が3〜4mにわたってはがれているようです。底の弓なりになっている部分は崩れず残っているので、今のところ11連のアーチ橋全景を見ることができますが、かなりヤバい感じがします。というのもこの橋は芯までコンクリートで出来ているわけではなく、中は石ころを詰めただけなのです。暖かくなったらその石が崩れ落ちてしまうことでしょう。土木関係の知識が無いので、良くは分かりませんが、今年の夏までは持つとしても、来年の今ごろには今回崩れたアーチ部分が抜けるように壊れてしまう気がします。 ということで、タウシュベツめがね橋を見るなら、今年!です。ユースでも冬は歩くスキーで見に行くツアーをやっています。詳しくはこちらへ→ |
||
そんなあなたに、 『糠平湖縦断!冬のアーチ橋探訪歩くスキーツアー タウシュベツ橋にゆこう!』 のお知らせです。 |
||
糠平温泉にある『ひがし大雪自然ガイドセンター』では、来月タウシュベツまでの歩くスキー(クロカン)ツアーを予定しています。 糠平温泉を出発し、東大雪の山並や糠平湖名物”キノコ氷“を見ながらタウシュベツ橋梁まで行き、帰りは途中の5の沢からバスで戻ってくるという内容です。スキーで行くのはおよそ10kmの行程ですが、平坦なコースですので難易度は高くありません。歩くスキーで10km歩ける方なら大丈夫です。 日 時 2月11日(水) 出 発 8:00 戻 り 15:00予定 定 員 80名様 参加費 3,000円(保険料、入浴料、豚汁代込み) ※ ガイドセンターが主催のイベントですので、必ずガイドセンターに予約してから(泊まっていただける方は)ユースのご予約をお願いします。 また、参加費に用具代は含まれていません。クロカンスキーのレンタルはユースでもやっています。(レンタル料1,500円) 必要な方は予めお申し付け下さい。 |
||
スタッフ(ヘルパーさん)募集中! | ||
ぬかびらユースホステルで働いてみたいなぁ、という奇特な方を募集しています。時期は6月から10月前半で、そのうちの一部期間でも結構です。仕事内容は、掃除と調理補助が主な内容で、もしかしたらツアー、イベントの方もお願いします。21歳以上で普通免許を持っている方だとありがたいです。興味がある方はご連絡下さい。 〒080-1403 北海道河東郡上士幌町糠平温泉 東大雪ぬかびらユースホステル ペアレント 塩崎 健(たけし) TEL:01564-4-2004 |
||
1月のツアー・イベント | ||
○糠平温泉スキープラン(毎日) ○ワカサギ釣りツアー(1/19までの毎日と、1/20からの月、水、木、土) ○歩くスキーツアー(1/20からの火、金、日) ○湯治プラン(3連泊以上の方) ○豪雪豪湯18きっぷ(29歳以下の方) |