2月の糠平
ワカサギ釣れていまーす!

今年も始まっています、ワカサギ釣りツアー。そこで今回は、ワカサギ釣りについてのお話です。
ワカサギは5〜10cmぐらいの魚で、もともとは海や海とつながった湖、川にすみ魚です。しかし淡水でも生息できる事から、日本の多くの湖沼で放流、増殖されています。糠平湖もダムが出来てから放流され、今でも卵の放流が行われています。シシャモやあゆと同じキュウリウオ科(匂いが野菜のキュウリと同じ事からついた名前らしい?ワカサギは本当にキュウリ臭いです)の魚です。
誰でも手軽に釣りを楽しめる魚で、食べておいしいので、週末を中心に地元の人も良く釣りに来ています。釣り方はこんな感じです。
まず場所の選定をします。凍った湖のどこで釣ってもいいんですが、この場所選びを間違えると一匹も釣れないなんてこともあり、一番重要な作業です。今年は5の沢(糠平温泉の北5kmぐらいの西岸)がとりあえず釣れています。ただしそのなかでもポイントは毎日変わっていくので悩む所ですが、基本的には釣れている人のそばで釣りましょう。と言うのもワカサギは群れで動く魚なので、群れのいない(釣れてない)所でいくらがんばっても無駄に終わることが多いからです。
場所を決めたら、専用のドリルで氷に穴をあけます。現在、氷とその上に積もった雪の厚みが50cmぐらいあるので、結構大変な作業です。疲れるの嫌だなーというあなたは、『あたし(俺)つり竿の用意するねー』と言ってすみやかに連れの人にこの作業を押し付けてしまいましょう。
穴が空いたら釣り竿の準備をします。糠平湖で一般的な“しかけ”は、下針のついたタイプで、針の数は7本ぐらいのものです。これを釣り竿につけたら絡まないように注意しながらエサをつけていきます。エサはサシ(当YHではウジ君といっています)で、糠平の店で100円から200円で売っています。(特に暖かい時は)もぞもぞ動くので女性の方にはちょっときついかもしれませんが、ここは根性でやるしかありません。一度つけたエサはめったに付け替えなくていいので、最初だけの辛抱です。
ここまで出来れば戦闘開始です。タナ(魚のいる所)は湖の底なので、錘が底のちょっと上になるように糸を調節して釣り始めます。軽くあおってワカサギ君を誘っていると、竿の先が“ピクッピクッ”と動くはずです。(いればね)そうしたら軽く合わせてから急いで引き上げます。きっと銀色に輝くきれいなワカサギが掛かっている事でしょう。初めての人でも調子が良ければ半日で50匹ぐらい釣れるます。ちなみに今シーズンのぬかびらユースホステルの記録は、現在(2月5日)のところ、女性の方が釣った90匹が最高です。さあ、豪華な夕食を目指して頑張りましょう。
釣り人1   釣り人2
釣れてまーす!   あたしなんか4尾もいっぺんにー
     
釣り風景   河田さん
こんな感じで釣ります。   ワカサギ釣り、料金徴収人の河田さん。
会っちゃったら300円払いましょう。
 
冬季スタッフ(ヘルパー)募集
ぬかびらYHで働いて見ませんか?期間は2月から3月くらいの間です。クロスカントリースキーが好きな方で興味のある方はご連絡下さい。

〒080-1403 北海道河東郡上士幌町糠平温泉 東大雪ぬかびらユースホステル
ペアレント 塩崎 健(たけし)
TEL:01564-4-2004
E-mail:nukabira@d1.dion.ne.jp
 
2月のツアー・イベント
糠平温泉スキーパック(毎日)
ワカサギ釣りツアー(毎日)
第1回耐寒徹夜湖上大運動会(2月10日〜11日)
糠平湖〜然別湖横断スキー(2月20日)
開所3周年記念ワカサギ釣り大会(2月27日)

糠平だよりップページ