士幌線の廃線跡が遊歩道に
 少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
 今年もぬかびらユースをよろしくね。
 1月中旬に入り、糠平は一番寒い時期です。つい先日も2日続けて-25℃まで下がりました。そんな日はとても天気が良く、ピリッとした美しさです。早起きしたら朝食前に少しだけお散歩して見ませんか?寒くて鼻で息をするのが辛くなるほどですが、冬の北海道を全身で感じることができます。
 また今年はワカサギが良く釣れています。時間がある方はぜひうちのツアーに参加して、一緒に釣りに行きましょう。糠平温泉以上にきれいな景色が楽しめますよ。
 さて今月の糠平便りは、“士幌線の跡を利用して遊歩道が出来るよ”というお知らせです。
 
士幌線の廃線跡が遊歩道になります。
 糠平周辺には国鉄士幌線のという鉄道が走っていました。JRになるころ廃線になったのですが、この線路跡を利用して遊歩道ができることになりました。『北海道自然歩道 東大雪の道』というのが正式名称で、今年はまず糠平の鉄道資料館(昔の糠平駅にあります)から、およそ8q北のメトセップ(糠平湖の北の端)までが整備予定です。
 士幌線は『第1期 北海道遺産』にも認定された、コンクリートアーチ橋が今でも数多く残されています。今年整備される区間でも、大きなもので『糠平川』『3の沢』二つのアーチ橋がコースに含まれています。これまでは安全の為アーチ橋の上には入れませんでしたが、今回柵をつけて渡れるようになります。外見的には野暮ったくなるのが残念ですが、橋の上からの眺めが楽しめる事を思えば、良かったかなと自分は思っています。
 またトンネルも数ヶ所ありますが、こちらは残念ながら通り抜けることは出来ないようで、迂回する道が付けられると聞いています。
 糠平周辺で半日ぐらいハイキングを楽しみたいという方、この夏はぜひ歩いてみて下さい。ユースでもこのルートを使った遊び方を考え中です。
糠平温泉にある『糠平川橋梁』には鉄製の柵ができ、橋の上も歩けるようになりました。雪が溶けたら『3の沢橋梁』にも同じような物が作られ、歩いて渡れるようになります。
 橋のたもとには、ちょっとした説明看板も立てられています。
 そのほかコースの案内看板も既にできていました。
 
ちびイグルーが出来ました。  
 月末の『イグルー作り』に向け、ガイドの溝口さんとお正月に滞在していたお客さんが小さなイグルーを作ってくれました。
 一人用サイズのかわいいおうちです。ユースの裏にあるので、泊まりに来たら見てくださいね。

 


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